千葉大学大学院融合科学研究科

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設置の趣旨・目的

ナノテクノロジーの分野は、原子、分子レベルの物質構造制御、ナノ構造を利用した物性応用に関する研究開発が地球規模で求められており、またバイオ分野においても、DNA等の生体関連分子の情報機能をナノレベルで理解する「ナノナレッジ」修復が要求されています。このように物性物理学、物性化学、バイオ機能物性をはじめ新たな情報科学の展開など、従来の学問を基礎としつつも、その枠組みを超える分野が急速に発展・拡大しています。

一方では、物質の情報機能など、従来の情報科学を超えた応用情報分野が拡大し、これらにも融合的かつ先導的に対応できる人材の養成が要求されています。 急激に進化・発展するナノ科学技術・情報科学技術に対する社会の要求に早急に応えるためには、「ナノナレッジ」と新しい情報科学を有機的に連携させうる分野融合型の大学院組織の設置が急務であります。このため、ナノサイエンス専攻と情報科学専攻から構成される融合科学研究科が設置されました。

旧自然科学研究科には前期課程にナノスケール科学専攻の設置が平成18年4月から認められ、「ナノスケールマティリアル」と「ナノスケールシステム」の両講座によりナノ材料の側面でナノテクノロジーを担う人材養成を開始しており、旧自然科学研究科博士前期課程の生命・地球科学専攻および生物資源科学専攻では、ナノレベルからの生物学に関する基礎と応用に関する教育研究を実施してきています。さらに、知能情報工学専攻と像科学専攻は、文学部との連携のもとに情報の記録、表示、伝達、知覚、認知などの基礎科学と応用に関する教育研究を行い、像情報技術、情報マテリアル、人間情報科学に関する高度技術者等の人材育成を行ってきています。

上記の各専攻の融合的側面を重視し、これら分野の教育研究を強力に推進するために、ナノサイエンス専攻ナノ物性コースナノバイオロジーコース)と情報科学専攻画像マテリアルコース知能情報コース)で構成される融合科学研究科に改組し統合しました。