千葉大学大学院融合科学研究科

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研究科長挨拶

千葉大学大学院 融合科学研究科 研究科長 尾 松 孝 茂

千葉大学大学院 融合科学研究科
研究科長  尾 松 孝 茂

理学部,工学部,園芸学部,文学部等の部局を母体とする千葉大学大学院融合科学研究科は,各専門分野を極めるととともに,学際的な教育研究を強力に推進することを目指して設置された研究科です。従来の学術は,特定の学問領域を基盤として,深化・細分化・専門化することで,多くの成果をあげてきました。その反面,学問領域の間に高い障壁を築くことでもあり,境界領域の学術にとっては足かせになってきました。

最先端の学術研究を発展させて新しい学問分野を創成するには,時に従来とは異なった観点・発想・手法・技術が必要となります。これまであまり結びつきのなかった専門分野の人々が共同で教育研究にあたる,すなわち,学際的な教育研究によって,はじめて新たな学問分野を形成することが可能となるわけです。

本研究科では,上記4学部を含む多くの部局を母体として,互いの専門分野を融合させながら学際的な新しい学問分野を創成していくことを目指しています。

前期2年,後期3年からなる博士課程を教育システムとする融合科学研究科は,ナノサイエンス専攻と情報科学専攻の2つの専攻から構成されています。ナノサイエンス・ナノテクノロジーおよびインフォメーションテクノロジーは,ともに,21世紀に入り急速に進化・発展した科学技術であり,時代と社会が求める学際分野です。

ナノサイエンス専攻には,ナノスケールでの現象の本質を探るとともにナノ物質系の解析・計測・設計・制御を行う「ナノ物性コース」,生命機能とその構造をナノスケールで計測・解析する「ナノバイオロジーコース」の2コースがあります。ナノサイエンス専攻では,グローバルCOE研究教育拠点分野を基盤とした世界トップレベルの研究と国際性豊かなグローバル人材の育成を目指した教育を実施しています。

情報科学専攻には,千葉大学の伝統分野であるイメージングテクノロジーを新機軸とする「画像マテリアルコース」,画像を含む多様な情報の計測・処理・伝達・表示を統合した知的情報処理・システムを担う「知能情報コース」の2コースがあります。ここではまた,人間の認知・心理面を科学的に解明する人間情報科学や人間を主体とする情報処理技術の開発も行います。教育課程では,英語のみで修了できるプログラムや個別授業対応など,社会人や外国人留学生の方々にも学びやすいシステムを整えています。このように融合科学研究科は,まさに時代と社会が求める学際的・総合的な教育研究機関です。

皆さん,本研究科に入学して,私達と一緒に新しい学問分野に挑戦してみませんか。きっと新しい未来が見えるはずです。